2010 大演武会 Part.2

型の演武が終わると、今度は組手に移っていきます。

審判を務める師範が紹介され、幼年から組手の対戦が始まります。
年齢が大きくなるにつれ、迫力が増してきます。

組手が終わると、今度は師範による模範演武の披露。
居合抜刀、総合ルールでの組手、合気道術等…、緊迫した雰囲気が漂います。

呼吸法により、肉体を鋼のように堅くして棒を折る荒業や、
最高師範による手刀でのビール瓶割りも披露されました。

息をのむ師範の演武も無事終わり、閉会行事では年間を通じて努力を重ねた門弟の昇級、さらに今般、昇級審査に合格した門弟達の披露が行われました。

また、我が子と共に道場に通い、他の子の指導も努めておられる親御さん達に、名誉級が贈られました。自らの仕事の後に道場に通い、我が子や道場生と共に修練を重ねることは容易でないと思います。ですがそうする事で、道場に通う子ども達からも多くの事を学ぶことが出来ます。成長の早い幼少期に、親子で共に汗を流せる時間は限られているでしょう。父親の大きな背中をしっかりと見せて欲しいと願います。こんな素晴らしい親御さんが集まる道場に所属できて、私も幸せだなと感じました。