新年を迎えて

パノラマでの初日を御覧下さい。
大晦日の“年越し行事”も無事に終わり、元旦の清々しい朝を迎えた。
本堂での朝勤が終わり、初日の出を拝むべく外に出てみると、水盤の水はカチカチに凍っていた。朝までに相当冷え込んだようである。以前は家の2階からよく見えていた日の出も、今はマンションに隠れてしまうので墓地の上の方に上ってみた。澄んだ空気が美味しく、街中を見下ろせば気分は爽快である。7時過ぎには太陽が眩いばかりの輝きを放ちながら、姿を現し始めた。とても美しい。今年の初日の出は特にそう感じることができた。
1年を振り返る年末から、数時間経つと1年を臨む元旦へと気持ちは大きく変わってしまう。何事を始めるにしても、正月は良い月とも言えよう。1年の目標を立て、少しづつでも実現できるよう、与えられた時間を有効に使いたいと思う。「時の流れは、年々早く感じるようになってくる。」人生の先輩たちの言葉を胸に、今年も精一杯燃焼しようと心に決めた元朝であった。