武道参観にて

保護者で、一緒に運動される方もいました。森藤先生は、子ども達に細やかな指導をして下さいます。
先日、保育園にて「武道教室」の“武道参観”を開催した。ちょうど開始1時間前くらいから辺りが急に暗くなり、激しい雷鳴がとどろき、かつて経験したことない豪雨となった。幸い当山は雨漏りぐらいですんだが、近所では冠水した所もあったようだ。まさに講師の森藤先生が、その道では“嵐を呼ぶ男”と言われる由縁であろう…
保護者の方も豪雨の中、服を濡らしながら我が子の様子を観に来て下さり、子を思う親御さんの気持ちが伝わってきた。森藤先生の指導の下、いつもの通りごく自然に練習をこなしていく子ども達。保護者が居られても調子づく子もほとんおらず、親御さんの中に、子どもと同じように準備運動をする人が居られたのが印象的であった。瞑想・礼に始まり、準備運動、基本剛法をこなし、しばし休憩の後、型の練習にうつる。10月の運動会に保護者の皆さんに披露すべく、もっか練習中の“三戦(サンチン)”である。息吹(呼吸力)により身体を内面から鍛え調整する型の1つである。本番が楽しみだ。
子ども達の心身を養う上で、「武道教室」は実に多くのことを学ばせてくれる。時には厳しく、そして優しく… 武道に触れた子が、この先どのように成長していくか、楽しみである。