第38回世界児童画展

5月28日から6月1日の期間、ふくやま美術館にて開催されていた「第38回世界児童画展」を観覧しに行った。会場に到着すると、とある保育園の子ども達が先生に引率され、賑やかに見学していた。微笑ましい光景である。さて、世界各国から出展された受賞作品を一つ一つ観ていくと、さすがに素晴らしいと言える作品ばかりであった。国によってそれぞれ生活環境も違う子ども達、夢や視点ももちろん異なるだろうが、どの国の子も純粋に感動を絵画で表現しているようだ。何げない風景や人物を描いたキャンバスではあるが、子ども達の目線にドキッとする絵もたくさんあった。また、写実技法に驚かされる作品もあり、さながら“小さな芸術家”の今後を期待させるようなものまであった。
一枚の絵画、観る人それぞれ感じ方は異なるだろうが、子ども達の描いたその絵からは、それぞれの素晴らしい感性を感じることが出来る。今後も「児童画展」には足を運び、子ども達に秘められた“純粋な才能”を学ばせてもらおうと思う。
入選した息子の絵も見ることが出来ました。