自然の大切さ

多くの方が参加してくれました。しっかりと、草刈りさせて頂きました。
昨日は「蔵王の森を愛する会」主催の下刈作業があり、早朝より草刈に参加させて頂く。蔵王山といえば福山では有名なハイキングコースで、多くの方が趣味や健康の為に歩かれているようだ。そんな蔵王山の森林公園には約千百本の桜の苗木が植樹されており、その苗木の周りを参加者全員で下刈りするわけである。160名にも及ぶ人達の協力を得て、各学区ごとに五つの場所に分かれて作業を進める。草刈機を持つもの、鎌を持つもの…約1時間下刈り作業に勤しむ。青々とした草を刈りながら、「こうやって手を入れるから桜も大きく育つのだ」と思った。
古来、山には多くの植物が繁殖している。その恩恵をこうむりながら我々は自然と共存してきた。時には食べ物、時には薬、時には癒しとなり。そんな自然からの恵みも時代と共に忘れ去られているような気がする。身の回りを見渡すと、そこにはどれだけ自然が残っているだろう。人の心は自然が作り出す物により癒されているはずなのに…
「荒れた山には“実り”は少ない」と聞いた事があるが、自然がもたらす恩恵に感謝し、手を入れる事で少しでも恩返しが出来れば、より多くの“実り”を与えてもらえるはずである。自然を大切にしよう!