精進

近頃、写真を撮ると被写体とは関係のない物がよく映る。
光線の加減か霊的な物体かよく分からないが、何かを伝える為に写っているような気がしてならない。皆さんもこんな経験が、あるのではなかろうか。
法華経の中に「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」が説かれている。
「六根」とは人間の知覚を構成する六つの感覚器官で、
視覚をつかさどる“眼”
聴覚をつかさどる“耳”
嗅覚をつかさどる“鼻”
味覚をつかさどる“舌”
触覚をつかさどる“身”
認識し思考する“意”(心)である。
それぞれの感覚器官の煩悩を払い清めることを「六根清浄」という。
この六根を清める手だてとして、読経や水行等の修行法があげられる。
毎朝の読経は勿論のことではあるが、日常生活においては欲を離れ、神経を研ぎ澄ますことで“心眼”を開けるよう、日々精進である。