写経の功徳

昨日、当山では宗祖御入滅第738遠忌『御会式法要』を厳修した。お参りの方と共に読経し、大太鼓を交代しながら叩いて唱題し、御報恩の誠を捧げることができた。

法要後には書写行の時間を設けた。日常の生活の中で写経を行うことは難しい。まして、その作法を教えてくれる場所は限られている。こうした書写行を体験するのに最もふさわしい場所は、そうお寺なのである。

ということで、参加された7名の篤信者に『THE 写経』を体験して頂いた。実際に写経した人でないと分からないとは思うが、書き終えた時のその感覚を覚えておいてもらいたいし、多くの人にも体験してほしいと感じる。