別所砂留

先日、芦田町福田にある『別所砂留』を見学してきた。江戸時代に普請された砂留は全部で36基にのぼり、現在は14基を見学することが出来る。

山間部の渓流に造られた砂防施設だけあって、見て周るにはウォーキングならぬ山登りの感覚であった。また砂留の石積みは実に見事で、重機のない時代に人力で普請されたことを考えると、その労力には頭が下がる思いであった。

『別所砂留』は土木学会選奨土木遺産に認定されているが、郷土の宝としても大切に守っていかなくてはならないと感じた。