師弟三代での彼岸会

秋分の日、当山にて『秋季彼岸会法要』を執り行った。いつも大勢の方がお参りして下さり有難く感じる。

この度、息子は信行道場での35日間の修行を終え、教師認証を受けてから初めての法要となった。今まで親子三代で法要をおこなったことはあるが、僧侶として師弟三代での法要は初めてである。

法要後には教師になりたての恵精上人が、信行道場での想い出や所感を40分ほどお話させて頂いた。前日には「15分ほどで話が終わってしまうかも…」と言っていたのが嘘のようである。そんな息子の話を檀信徒の皆さんは笑顔で聞いて下さっていた。

また、教師認証を受けた恵精に対し、総代・役員の皆様から法衣・袈裟を揃えるための御祝を頂戴した。さらに当日その話を聞いた檀信徒の皆様からも、御祝や激励のお言葉を沢山頂戴した。こうして祝福される弟子の姿を見て、いつか来る住職交代の時までに師匠として様々な事を伝えていかなくてはと感じた。

また父親としても、とても嬉しく記憶に残る秋の彼岸会となった。