第13回『浄心水行』 其の一
平成29年を締めくくるべく『浄心水行』の準備も万端に夕刻を迎えた。大晦日の天気予報は雨であったが、仏天のご加護か、空は澄み渡り月光がまばゆく輝いていた。
午後7時半、本堂にて1年の締めくくりの読経をさせて頂く。
水盤にご祈祷を修し、この後行われる『浄心水行』の安全をお祈りした。
集合時間が近づき参加者が集まり始めた。まず目にするのは『誓約書』である。
自己責任にての参加を誓約し、ここで気持ちが引き締まるようである。
そしていよいよ一座目の始まりを迎える。一座目の内、4名が在園児・卒園児であった。園長としては、嬉しい限りである。
幼少と言ってもどの子も回数を重ねての参加となり、水をかぶる姿は実に堂々としている。
水行が終わって戻っていく際も、合掌をして清々しい表情であった。
「第一座 幼年・少年の部」 ※参加回数 ( )内は年齢
6回目・平田蒼佑(10)、三田真之祐(11)、川﨑想太(11)
5回目・藤原有真(10)
4回目・廣瀬瑛士(10)、宮宗大輔(10)
2回目・川﨑白翔(6)、寺本翔栄(7)
続いて青年と一般です。受験を控えた中・高生も頑張って参加してくれました。その気持ちが‟合格”を導いてくれると感じます。
こちらも回数を重ねたベテラン組になります。息を合わせて被ることが自然にできています。
もちろん、お題目をお唱えしながら合掌にて引き上げていきます。
「第二座 青年・一般の部」 ※参加回数 ( )内は年齢
11回目・塚村颯実(18)
10回目・山本峻大(18)、渡邉貫太(20)
8回目・野濵琉翔(13)、沖田汰久弥(15)
7回目・神崎聖(52)
4回目・寺山芯平(11)
3回目・山本周作(22)
其の二へ続く…