掃き掃除

ある晴れた日の午後、職員さんがグランドの掃き掃除をしているところを偶然見かけた。炎天下、日焼け対策を怠らず、列を組んで上手にグランドを掃き上げている姿に感動を覚えた。

ふと考えてみると、若者が屋外でほうきを持って掃き掃除をする機会がどれだけあるだろう。僧侶であれば、少なからず日々の作務の中にこうして掃き掃除をする機会はあるが、女性にしても男性にしても若者がほうきを持つ機会は少ないと思う。

ほうきを持つことに限らず、草むしりや、溝そうじ、たわしを使って水盤を洗う等々、当園の職員さんは高度な掃除力を身につけている。掃除は心身を清めるためにとても有用であるが、私も身をもってそのお手本を示さなくてはならないと感じている。

但し、この時季は無理をせず、ほどほどに頑張ることが大切と言えよう…