新米

黄金色に染まった田んぼの稲穂も刈入れが終わり、市場には美味しい新米が出回っている。日本に生まれ、美味しいお米を食べられることに幸せを感じる。そんな新米を、檀家のご家族の方がお持ち下さった。
「義父の葬儀の時にはお世話になり、ありがとうございました。素晴らしい葬儀でした。」と…

僧侶としてこの上ないお褒めの言葉、そしてその気持ちとしての新米のご供養、とても嬉しく思えた。「たとえ一滴の水、一粒の米も功徳と辛苦によらざるものなし。(食法)」 
八十八の手間暇がかけられ気持の込められたお米、有難く頂戴させて頂きたい。南無妙法蓮華経