気遣い

先日、とある保育所の所長先生が、わざわざ当園にお寄り下さった。保育所とお寺を兼務されているお方で、私と境遇が似ておられる。この度、法務にて本山に出向されていたようで、「宗派は違いますが、美味しいので召し上がって下さい。」と、ごま豆腐をお持ち下さったのだ。この細やかな心遣いが嬉しいものである。保育園と寺院の運営、同じ境遇であるが故に相手のことが理解できるものである。限られた時間内での会話であったが、間もなくやってくる“お盆”に「お互いに頑張りましょう!」とエールを送りあえた気がする。