日本国

19日未明、『安全保障関連法』が参院で可決された…
今国会での安保法案可決に至るまでのプロセスでは、多くの国民が不安や違和感を覚えたことであろう。

・憲法学者をはじめ多数の有識者が違憲と示した法案を、なぜ推し進め
 たのか。
・法案に対しての説明が、なぜ国民に分かるような形で十分になされな
 かったのか。
・はなから‟成立ありき”の国内外での発言は正しかったのか。
・与党議員の個人の意思が反映されにくい挙党体制下で、数の原理を盾
 になぜ可決させなければならなかったのか。
・安保賛成議員の発言は、国民一人一人の安心・安全を本当に考えた上
 での責任ある発言だったのか。
・国会審議は与党の法案成立前提でのごり押しで進められていたが、こ
 のような審議の進め方でよかったのか。
・各地で多くの一般市民が参加した反対デモの主張・意見に、耳を傾け
 ようとしたのか。
・国会議事堂前のデモに対しての警備車両や人員配置等が、あれ程必要
 だったのか。過剰ではなかったのか。
・マスコミ各社の関連報道が情報統制されず、偏りなく国民に事実を伝
 える内容であったのか。 etc…
安保法案とは別に、
・今だ遅れている東日本大震災の復興も考え、オリンピック事業が進め
 られていくのか。また、国立競技場・ロゴマーク問題等、無駄な経費
 がこれ以上掛からないよう責任をもって進められていくのか。
・川内原発が再稼働したが、本当に安全性が確保されたのか。また、地
 元住民や国民の意見が汲み取られたうえでの再稼働だったのか。
 さらに、他の原発は再稼働されるのか。
・福島原発の放射性物質や汚染物質の処理は、その後どうなったのか。
 また放射能による汚染の実態は、国民に周知されているのか。
・沖縄の普天間基地移転問題が、沖縄市民の民意を酌みながら進められ
 ているのか。基地の移転は本当に必要なのか。
・マイナンバー制度は、国が個人を管理するために本当に必要な制度な
 のか。また、個人情報の安全性は確約されるのか。
・財政破綻した国も見受けられるが、巨額の負債を抱えた日本は大丈夫
 なのか。その情報は正しく公開されているのか。負債はどこまで増え
 続けるのか。 etc…
日本の行く末を考えたとき、子や孫に負の遺産を残さぬよう、正しき行
動を国民一人一人が今すぐ起こさなくてはならない。