大演武会 2014


当山での開催も、今年で第10回目を迎える空手古武道『大演武会』
とても寒い日となったが、門弟たちは気合の入った演武を披露してくれた。

本堂では『龍真心得』斉唱し、基本剛法を披露してくれた。
純白の道着が、本堂とよくマッチしていた。


会場を保育園講堂に移して開会式。年少の門弟が立派な宣誓をしてくれた。

この日に向かって、それぞれが練習してきた型を皆の前で発表していた。

親子門弟も息を合わせて演武していた。子ども達に自分の背中を見せながら頑張る親御さんには、いつも心温められる。

空手やグローブ組手では、年少から高校生までが熱い戦いを見せてくれた。

小さかった子ども達も、立派に成長していると感じた。

閉会式では昇級審査の合格者たちに、真新しい帯が手渡された。
色帯をもらって、心なしか凛々しい顔つきになったようです。

子ども達のお母さん方も、道着をつけてこの日に備えました。
我が子や門弟たちへの大きな愛情を感じます。

閉式後は道場に対して感謝の気持ちで全員清掃を行いました。
こうした当たり前のことが、将来の大きな力につながると感じます。

この度、消防士試験に合格し、涙ながらに感謝の気持ちを述べた和輝君。
10年以上道場に通い、少年部師範として後輩を指導し、大きな夢を果たすことが出来た。その姿は師範や親御さんを始め、門弟たちにも大きな感動、また希望と勇気を与えれくれるものであった。隣で静かに涙を流される最高師範の姿が、その喜びをあらわしていたように思う。
ドラゴンジム・龍真会では文武両道を根底に、人間の厚みが増すような指導を行っている。道場を巣立って行った門弟たちが何時しか、世の為人の為にその力を発揮してくれると確信できる『大演武会』であった。