端午の節句

5月5日は『端午の節句』『子どもの日』の祝日とも重なり、我が子が喜ぶことを…と思う親御さんは多いことであろう。日本の歴史文化を遡ると、武家社会においては家督を継ぐ男の子が生まれた時、一族繁栄の願いを込め、我が子の健やかな成長を皆で祈ったようである。鎧兜や5月人形、鯉のぼりを飾り、菖蒲湯につかり、ちまきや柏餅を食べる。これらには健康や立身出世、子孫繁栄の願いが込められている。

時代は変わって現代、物や情報が溢れる世の中である。子ども達に“有り難さ”が伝わるよう、大人たちは創意工夫しなくてはならない。
やはり大切なのはではなく、“道理”を教えていくことであろう。