立ち直る

7月10日~16日の期間、ふくやま美術館にて『“社明”絵画展2012inふくやま』が開催されている。一度犯罪に手を染めてしまった少年少女たちの、立ち直りを地域で支えるための企画展である。この度、保護司である住職と更生婦人会に所属する母親がそれぞれ手伝いをしている。
絵は心を表すとはよく言ったものだが、少年少女たちの絵からは繊細さや力強さが伝わってくる。様々な境遇で、自分の意志とは裏腹な行動をとってしまった子も少なくないはずである。そんな自分の弱さをプラスに変えながら、これから先は強い心で真っ直ぐ進んでもらいたい。