リニューアル


先日、所用があり福山自動車時計博物館(FACM)を訪ねてみると、展示物の整理や配置換えを行っていた。この度、23周年を迎えるにあたり、リニューアルを進めているとのことである。先の新聞やニュースでも、大名時計や櫓時計等が直に見れるようにガラスケースを取りのぞいた事が報道されていたが、古き良きものを直接見れて触れるのは日本全国探してもFACMしかないであろう。博物館の休憩スペースをのぞいてみると、テレビによく出る丸メガネのM主任学芸員さんが、汗だくになりながら書籍の陳列を行っていた。「彼の仕事熱心さとユーモアが、お客さんの心をつかむんです。」と、館長さんはよく言っておられるが、やはりその通りであった。