家族の幸せ
昨日、とある御一家の御祈願を行った。ご主人が本年前厄にあたり、自らの除厄開運と小6になる息子さんの学業増進、そして一家の家内安全をご家族でお祈りした。平素からよき父親、夫として家族を守り、仕事や勉強にはげみながら子ども達の健全育成にも力を注いでおられるご主人、年齢を重ねるごとに人生についての考察が深まっている様子であった。ちょうど日曜日は小学校の運動会も雨で延期となり、そろってお参りすることが出来たようである。これも“水の神”七面大明神様のお導きであろう。
本堂に一同が揃い、懺悔文にて身を清め、お加持で法力を注ぎ、お題目をお唱えしてそれぞれの所願成就をお祈りした。子ども達も真剣な表情で手を合わせ、一生懸命お祈りしている姿がとても印象的だった。こうして家族の幸せを祈り、さらなる飛躍を目指し、堅実に前進しようとするご家族の姿を見ながら心が温かくなった。この“家族の絆”こそが、子ども達の成長にとっても大きな力となることであろう。
心清らかに感謝や祈りを捧げる者には、自ずと“幸せ”はついてくるものである。