季節の果物

プロ顔負けの美味しさです。
秋といえば、美味しい食べ物が沢山とれる季節である。秋刀魚、ブドウ、梨、柿、松茸等々… 自然の恵みに感謝をしたくなる。
この季節になると毎年、自家製のブドウをくださる檀家がおられる。ご夫婦二人で作っており、「保育園の子ども達に」と、いつも沢山持って来てくださる。ご本人達は出来具合を気にしておられるが、どれも甘くてプロ顔負けの美味しさである。子ども達もその甘さに大喜びだ。
果物にしても野菜にしても、美味しく育てようとすると、手間暇がかかるものである。毎日のように様子を見ては、世話をし、栄養と愛情をたっぷり注ぐ。その甲斐あって、きっと美味しく育つのであろう。
自分達が一生懸命育てたブドウを、無償で皆に施す。まるで仏道で云う“布施行”にも似ている。布施(ブドウ)を頂いた子どもも大人も、その美味しさに笑みがこぼれ、「ありがとう」の気持ちが自然に湧いてくる。
秋は実りの季節、そして感謝の季節。「いただきます。ごちそうさま。ありがとう。」
美味しい物を頂くと共に、“感謝の心”も大きく肥やしたいものである。
いつも沢山ありがとうございます。写真はほんの一部です。