七面堂〈床板の章〉

先月中旬より、堂内の床板はりも進んでいます。
重厚な床板が敷かれていきます。大工さんにより、一枚一枚精確に固定されていきます。
この板材は、ご縁があってOさんからご寄進頂いたもので、厚さが5㎝はあろうかという地物の松の乾燥材です。大工さんに製材してもらい、一枚一枚個性のにじむ板を敷きつめていきます。
白壁を抜いて、窓枠をこしらえます。ここに火燈窓が設置されます。
この間、壁を抜いて窓枠をつくります。本堂と七面堂の間には、4つの火燈窓が設置されます。
最近、これだけの板間を見ることは珍しいようです。廊下にも敷きつめられていきます。
堂内には全面に床板が敷きつめられました。木の香りが心を落ちつかせます。
さらに、本堂との間の廊下にも敷きつめられていきます。
今まではジュウタンが敷かれていました。板になると、雰囲気ががらりと変わりました。
内陣にも床板を敷きつめます。木の温かみが増してきます。
正面の窓も火燈窓になる予定です。
今後も、大工さんによる内装工事は進んでいきます。