七面堂〈瓦葺きの章・前編〉

新年を迎え、6日から七面堂の改修工事が始まりました。
昨年末からの様子と併せてお伝えします。

塗りつぶされていた二階部分の明かり窓も再び開かれ、新たな窓枠が大工さんによって組まれていきます。
屋根裏や梁、柱には、劣化を防止する為の塗料が塗られていきます。

屋根には瓦葺きの下準備となるシートが敷かれていきます。
一面に敷きつめられ、その上に細長い板が打たれていきます。

屋根には昇降機で瓦が運ばれていきます。いよいよ瓦葺きの始まりです。
ここからは瓦職人の腕の見せ所、緊張感をもっての仕事ぶりが目を引きます。

高い場所での作業ですが、手際よく瓦が葺かれていきます。
古瓦を使い本瓦葺となった屋根は、次第に重厚さを増していきます。
次回は瓦の葺き終った七面堂をお伝えできる事でしょう…