夏はすぐそこに

みんなで力を合わせて、地ならしを手伝ってくれました。
当園では例年、7月に入るとプール遊びを行なっている。本堂前にプールを設置し、子ども達は夏のひと時、楽しい水遊びを満喫している。プール開きにあたっては、色々と準備が必要である。先日、梅雨の晴れ間をねらって、プール設置場所の地ならしを保育士、園児で行った。枠を作り、雨で土が削れた部分にマサ土を補充し、みんなで踏んで固めて平らにする。子ども達も先生のお手伝いに一生懸命で、砂遊び用のバケツに土を入れては運んでくれ、久々の晴天のもと額に汗していた。土を踏み固める時には、何やら楽しげに笑いながら足踏みをしていた。大勢の手で作業をすると、あっという間に出来上がるものだ。
自分達の手で仕事をすると、その作業の内容を理解することが出来る。何でもないようだが、経験を通して身に付くことはとても多い。また、出来上がったときの満足感も大きい。子どもも大人も1つになって頑張れること、そんな機会が心を大きく育てるのだろう… 今年のプールは、一味ちがった感覚で楽しめるに違いない。