色とりどりの花

子ども達はみんな、いい表情をしています。元気で綺麗な作品の出来上がりです。
先日、保育園の「お花教室」を見学した。今回は色鮮やかなガーベラと紫色の可愛いヒメヒゴダイ、赤い小さな実のヒペリカム、緑が美しいハランを使っての創作であった。ガーベラは赤、黄、白、ピンク、オレンジと色とりどりで、まるで元気のいい子ども達が花になったらこんな雰囲気であろう。ハランの葉を丸めガーベラと一緒に挿し、ヒメゴダイやヒペリカムをそっと添える。可愛らしい作品の出来上がりである。
いつも思うが、子ども達はみんな真剣に、そして楽しみながらお花と触れ合っている。純粋な子ども達の目には、お花がどのように映っているのだろう…
何事もそうだが、初めて見たモノ、触れたモノ、体験した事の感動を忘れないで欲しい。成長と共に多くのことを学ぶと、最初は感動していた事でも当たり前の感覚になってしまう。仕方ないことかも知れないが、“感動”こそ“心の潤い”であることも憶えておいてほしい。感動の涙、感動の叫びが心の曇りを晴らしてくれた記憶を持つ人は、きっと少なくないはずである…