保育園での職場体験

子ども達と一緒に踊っています。絵本を読んだり、歌を歌ったりしました。
過日、5日間の日程にて、市立C中学校から4名の職場体験希望者を当園にて受け入れた。今年度から全ての市立中学校で実施されているようであるが、5日間もの職場体験が出来るとは、時代の流れであろうか。
初日に受け入れ中学生4名が挨拶に訪れ、初顔合わせとなる。みんな、慣れない様子であったが、偶然にもその中の一人は当園の卒園児であった。
さて、職場体験であるが、2~5歳児の4クラスに一人ずつ配置し、1日ごとにクラスが替わり、5日間で4クラス全てを体験するものである。
初めは子供達にどう接してよいかわからず、一歩距離をおいて見ているだけであったが、2日目あたりから、どうすれば子ども達と交流できるかに気付きだし、3日目にはだいぶ要領が分かってきたようであった。と、言っても1日ごとにクラスも変わり、本人達はかなり戸惑ったと思うが…
4日目に各クラスの様子を見に行った時には、子ども達に混ざって積極的に保育に参加しているように見受けられた。5歳児は絵画教室で、中学生も一緒に自分の似顔絵を描いていたし、4歳児は踊りの練習で、子どもと一緒にボンボンを振って踊っていたし、2、3歳児は絵本を読んだり歌を歌ったりして楽しんでいた。また、プール遊びの時などは積極的に子どもと関わっていた。こうして5日間の日程をこなし、保育園での職場体験も無事終了。
職員会議で各クラス担任からの報告を聞くと、どの子も初めは関わりを持とうとしなかったが、最後には子ども達とも仲良くなり、「また遊びに来たい」と、言っていた様子である。
中学生と言えば多感な時期でもあるが、職場体験を通じて「自分自身が働きかける事で必ず結果が表れる」ことに気付き、「目標を持てば、多くの事が経験できる」と、いうことを理解してほしいと思った。
子ども達に混ざって、絵画教室を体験しました。子ども達と合唱しました。