「暑さ寒さも彼岸まで…」と、昔からよく言われるが、お盆が過ぎて暑さも多少和らいだような気がする。と、言ってもまだまだ夏日が続き、当園の子供達は本堂前に設置されたプールで水遊びを楽しんでいる。
何時の頃からかだろう、オゾン層の破壊がとりだたされるようになり、最近では子ども達が直接紫外線を浴びないように、様々な工夫が凝らされるようになってきた。当園のプールの上にも、日よけ用のテントが張られている。
私たちが子どもの頃には、夏の日焼けこそが勲章であり、皆で黒さを競っていたように記憶するが、時代が変われば環境も変わるものである。
子ども達は着替えを済ませ、低年齢のクラスから順番にプールに移動する。足を洗って体を流して、いざ水遊びの開始！小さな子は保育士と共に玩具を持って可愛く楽しみます。年齢が大きくなるにつれて遊び方もダイナミックに…年長クラスは水鉄砲がお好きなようで、皆でいっせいにかけあっこ。あっという間に楽しい時間は過ぎていきます。子ども達の笑顔を見ていると、自然にほのぼのとした気持ちになります。
園児達は季節ごとの遊びを通じて、全身で“楽しむこと”を体験し、この夏も、心と体を一回り成長させてくれた事であろう。